
茨城の漁業再興に向けて。
イベントでは漁協の他、大洗水産加工業協同組合や大洗の観光協会、商工会、農協なども参加し、海産物の加工品や大洗の特産品を特別価格で販売。
また、会場にはNHK水戸放送局や日本テレビ、茨城放送などのメディアも取材に訪れ、漁業復興への関心の高さも感じられた。

大洗町漁協では、5月9日から少しずつ漁を再開するとのこと。まずは旬のシラス漁やノレソレ(アナゴの稚魚)など、船びき網から操業が再開される。漁師達が心待ちにしていた漁の再開だ。
津波で被害を受けた「大洗町漁協かあちゃんの店」も6月の再開を目指して復旧中。

港の設備や船は、まさに修復の真っ最中だが、こうしてたくさんの方が復興イベントに足を運び、美味しい笑顔が見られたことで、いばらきの地魚の復興への期待を肌で感じられたイベントだった。

東北地方太平洋沖地震による茨城県水産関係の被害状況
漁港や施設設備、漁船・漁具等に多くの被害があり、復旧に取り組んでいます。
茨城県産水産物の放射性物質の検査結果証明書
ヒラメやカレイなどの底魚、カタクチイワシなどの浮魚、シジミなど内水面の3種の検査結果を掲載しています。
第30回 笠間の陶炎祭(ひまつり)でPR

陶炎祭の初日には茨城県漁業士会がシラスのPRを、がんばろう東日本!応援ブースでは茨城県水産物開発普及協会が干物や佃煮の販売PRを行いました。